猫に小判は「もったいない」と同じ?意味と例文、豚に真珠・宝の持ち腐れとの違いをまんが辞典も手がかりにして、親子で考えてみようね!

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大きな辞典を買ったのに、まだ一度も開いていない。「猫に小判」って、こういうときに使うのかな?ことわざの問題を前に、こんな場面が浮かんだとします。

あ、ちょっと待って。開いていない理由は何だろう?価値が分からないのか、役立つと分かっていても使っていないのか。そこを聞くと、選ぶ言葉が変わるんです。

「猫に小判」は、貴重な物を与えても、受け取る側にその値打ちが分からないことのたとえ。「もったいない」だけで置き換えると、誰が何を分かっていないのかが抜けてしまいます。

今日は、その違いを一緒にほどいていこう。意味を短く確かめてから、例文を作り、似た言葉と比べます。実際の家庭の会話ではなく、学習用に作った場面と例文です。

絵から考えたい人には、学研の『小学生のまんがことわざ辞典 改訂版』も候補にできます。出版社の公開目録で「猫に小判」の4コマ掲載を確認しました。この記事は、そのまんがの話を写すものではありません。辞書の意味を手がかりに、自分の例へ進む案内です。

目次

小判が消える話ではないよ。「値打ちが分からない」が中心

「猫に小判」の4コマ掲載がある学研のまんがことわざ辞典を楽天市場で見る

読み方は「ねこにこばん」。コトバンク掲載の小学館デジタル大辞泉では、貴重な物を与えても、その値打ちが本人には分からないという意味が示されています。

猫と小判の組み合わせは、目に浮かびやすいよね。けれど、猫が小判をなくした話でも、小判を盗んだ話でもありません。物を持っていることだけでなく、その物の価値を受け取る側が分かっているかを考える言葉です。

意味をつかむときは、「物」「受け取る側」「値打ち」の三つに分けてみよう。どんな物が渡されたのか。誰に渡されたのか。その人は何の価値を分かっていないのか。ここまでそろうと、ただ「もったいない」と感じた場面との違いが見えてきます。

たとえば、ある道具に特別な機能があり、それを知らない人が受け取った、という練習用の設定。道具が優れていることと、受け取った人がその良さを分からないことの両方が示されれば、「猫に小判」を考える材料になります。

でも、説明書をまだ読んでいないだけなら?明日使う予定かもしれません。忙しくて箱を開けられないだけかもしれません。現実の人を見て、使っていないから価値も分からない、とすぐ決めるのは飛びすぎだね。

学習用の例文では、必要な条件を文の中に書きます。現実の相手について話すなら、こちらが知らない事情もある。この二つを分けておくと、言葉を覚えることと人を評価することが混ざりません。

「高い物なら何でも小判の役?」という疑問も、ここへ戻れます。値段が高いと書くだけでは、その人が価値を分かっていないことまでは示せません。少し傷が付いていて使えない、置く場所がない、といった別の理由なら、このことわざの中心から離れます。

物に値打ちがあるのに、その値打ちが受け取る側へ伝わらない。まず、この組み合わせを短い説明にしてみてね。文章を長くする前に、何がすれ違っているのかを決めます。

子どもへ説明するなら、最初から難しい品物名をたくさん出さなくても大丈夫。「何のために役立つか分からないまま、立派な物をもらう」と、物と人の関係が見える例から始められます。これは説明の順序の提案で、年齢ごとの理解を保証する方法ではありません。

絵で考える場合も、猫と小判が出ているから即正解、と終わらせず、最後に「どの価値が分からないの?」と戻ります。登場する物の名前を覚えることから、場面の関係を読むことへ。一つ進めるんですね。

そして、現実の猫へお金や小さな物を渡して試す必要はありません。比喩を理解するための言葉なので、絵や文章の上で考えればよいものです。

「猫に小判=もったいない」とだけメモしていたら、その横へ一行足しておこう。「貴重な物の値打ちが、受け取る側には分からない」。この一行が、次の例文を選ぶときの手がかりになります。

例文は、値打ちが分からない理由を先に作ると考えやすい

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では、一文作ってみよう!「猫に小判」を最後へ足す前に、状況を短く書きます。以下はこの記事で作った練習用の例で、辞典の用例や誰かの実際の発言を転載したものではありません。

例文一。「私は囲碁の碁石の良し悪しを知らないので、貴重な一組をもらっても猫に小判になってしまう。」

この文は、碁石の良し悪しを知らない人物の仮の例です。碁石をなくした話ではなく、貴重な一組を受け取っても、その値打ちを理解できない設定になっています。

ただ、この文を現実で使うなら、何をまだ知らないのかを普通の言葉で伝えることもできます。「この碁石にはどんな特徴がありますか」と尋ねる方法もあるよね。自分を一言で片づけるより、次にすることが分かる伝え方を選べます。

例文二。「その資料の価値を理解しないまま渡しても、今の私には猫に小判だ。」

ここでは、物が資料へ変わりました。「猫」と「小判」が文中に実際に登場しなくても、同じ関係を表現できるんですね。動物の話だけへ使う言葉ではありません。

例文を自分で変えるなら、資料を何に置き換えたいかを考えます。本、道具、作品。何でも入れればよいのではなく、その物のどんな値打ちを知らないという場面なのかを一緒に作ってください。

「珍しい本をもらった。でも興味のある題材ではなかった」というだけなら、価値が分からないと同じとは限りません。珍しさを知ったうえで、今読みたい内容ではない人もいます。好きではないことと、値打ちを理解していないことは別に考えよう。

ああ、ここが大事だね。相手が喜ばなかったから、すぐ「猫に小判」ではないんだ。

練習の文を直すときも、反応だけから結論を作らず、どの条件を書けたかを見ます。「受け取った」「大きかった」「箱へしまった」の三つだけでは、価値を理解していないという条件がまだありません。

その不足に気付いたら、無理に文章へ足す前に、言いたい場面を決め直してください。本当に価値が分からない設定にしたいのか、使わず置いてあることを説明したいのか。後者なら、次の節の別の言葉が候補になります。

覚えたばかりのことわざを友達へ使ってみたくなったら、いったん普通の言い方へ戻してみよう。「あなたは、この物の値打ちが分からない」と言おうとしているのか。それが分かると、どう受け取られるかも考えられます。

コトバンクの『ことわざを知る辞典』の解説には、他人への批評として使う場合と、自分の理解不足を認めたり謙遜したりする場合があります。どちらも同じ音の言葉ですが、誰を指しているかで話す内容が変わるんですね。

だから、この案内では、相手の喜び方を決めつけるための一言として薦めません。説明のためなら、例の中の人物を仮に置く。自分の状況なら、足りない知識や次の作業を具体的に伝える。それぞれ話の行き先を作ろう。

例えば「今はその機能を使う予定がない」「この作品の背景をまだ知らない」。必要なのがこうした説明なら、ことわざを入れなくても伝わります。知っている言葉を全部使うより、相手へ何を伝えたいかを優先していいんです。

学校の例文づくりでは、設定を一つに絞ると確認できます。誰が受け取ったか、何が貴重か、なぜ価値が分からないか。それからことわざを入れる。順番を逆にして、猫に小判へ無理に出来事を合わせなくてもいいよ。

豚に真珠は近い意味。宝の持ち腐れとは、どこが違う?

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意味を覚えたら、似た言葉を並べてみます。全部「もったいない」で一袋へ入れず、何に注目している言葉かを見ていこう。

漢字ペディアの「豚に真珠」は、価値が分からない相手へ貴重な物を与えても意味がないという内容です。類する言葉として「猫に小判」が示されています。

猫と豚、小判と真珠。登場する組み合わせは違っても、値打ちを理解できない相手へ貴重な物を与える点は近いんですね。猫の話なら前者、豚の話なら後者、と現実の動物で選ぶ区別ではありません。

豚に真珠の由来について、同辞典は『新約聖書』のマタイ伝を挙げています。一方、ここでは猫に小判の発祥の瞬間を特定したり、両方の成立年代を一つにしたりはしません。意味が近いことと、由来が同じことは別です。

次に、漢字ペディアの「宝の持ち腐れ」。こちらは、役立つ物を持っているのに使わずにいることや、才能・技術を活用しないことのたとえとして説明されています。

今度は「持っているのに使わない」が見えてきたよ。価値が分からないと書かなくても、役立つ物や能力を活用していない状況を説明できます。

言葉 考えるときの中心 確認したいこと
猫に小判 与えられた貴重な物の値打ちが分からない 誰が、どの価値を理解していないか
豚に真珠 貴重な物を、価値が分からない相手へ与える 値打ちが伝わらない関係になっているか
宝の持ち腐れ 役立つ物や才能・技術を持ちながら使わない 何を持っていて、どう活用していないか

最初に出した辞典の例へ戻ってみよう。役に立つと分かって買ったのに、棚へ置いたまま調べていない。その条件なら、使っていないところを説明する「宝の持ち腐れ」が候補になります。

反対に、資料の値打ち自体を理解していない人へ貴重な資料を渡した、という設定なら「猫に小判」へ近づきます。同じ本や資料でも、書かれた状況によって注目するところが変わります。

ここは、物の種類で判定しないのがコツ。本なら猫に小判、機械なら宝の持ち腐れ、と分けてしまうと、場面の違いを読めません。本でも、知識や使い方を生かさず置くことがあります。

仮の練習問題も作れます。「便利な機能を知っているのに、道具をしまったまま使わない」。この文は、理解していることを先に書いてあるね。なら、価値の理解不足より、活用していないことへ注目できます。

もう一つ。「とても貴重な資料を受け取ったが、何が貴重なのか分からない」。こちらは使ったかどうかより、値打ちを理解していない条件が中心です。二つの文を並べると、同じ「役に立っていない」からでも、考える道が分かれます。

もちろん現実には、理解も利用もまだできていない場面があります。辞典の意味の境界を、すべての事情が一つの箱へ必ず入るような規則にはしません。例文問題なら、書かれた条件を根拠に選ぶ。現実の説明なら、その事情を先に普通の文章で話す。この使い分けができます。

似た意味の言葉を覚えるときは、同じ部分を見つけたあと、違う部分を一つメモしてみよう。「価値が分からない」と「知っていても使っていない」。この対比があれば、ことわざ名だけを入れ替える練習から一歩進めるよ。

まんがから自分の例へ。一つのことわざを、今日の言葉にしてみよう

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文字の説明だけでは場面を想像しにくいなら、まんがを入口にする選択があります。今回の本は、金田一春彦・金田一秀穂監修の『小学生のまんがことわざ辞典 改訂版』です。

出版社の書誌では、ことわざ・故事成語・慣用句など約600語を漫画で説明し、用例やクイズも載せる内容が案内されています。A5判、304ページという表示で、ISBNは9784053042675です。

出版社のまんがサイトガッコミの目録には「猫に小判」の掲載があります。掲載題を確認したもので、この案内で漫画の細かな絵や台詞まで読解済みとした紹介ではありません。読むときは公式の公開ページを見てください。

一つの語を調べる日なら、約600語を最初から全部読む目標にしなくても大丈夫。まず猫に小判の場面を見て、意味の説明と合わせ、自分ならどんな例を作るか考えてみよう。

絵を見たあとにすることは、「猫がいた」で終わる確認から少し先へ進むことです。登場する物は何か。受け取った側は何を分かっていないのか。自分の言葉で言い直してから、短い例を作ります。

まんがの台詞をそのままノートへ写すことと、自分で場面の関係を説明することは、違う作業です。学校の課題で自分の例文が必要なら、出版社の作品を自分の出来事へ置き換えず、練習用の設定として書こう。

ノートなら、ことわざ名、短い意味、自分の例、似た言葉との違いの四つを置けます。大きな用紙を用意する前に、一つの語だけで試せる形です。書くことが多すぎたら、今日は短い意味と例だけでも始められます。

例を作るとき、実際の友達の名前を入れて批評する必要もありません。「ある人」「この文の私は」と仮に置けば、誰かの価値観を決めつけず、言葉の条件を考えられます。親子で確かめる場合も、家族を評価する話へせず、文章の条件を見てください。

出来た例は、ことわざを外して読んでみます。貴重な物がある。受け取った側には値打ちが分からない。この二つが残っているかな?残っていれば、猫に小判を入れる理由を説明できます。

逆に、ただ使っていないだけなら、宝の持ち腐れとの違いへ戻る。間違えたから全部の意味を暗記し直す、という作業にしなくていいよ。抜けた条件を一つ見つけ、文を直すほうへ進めます。

本を注文するときは、書名だけでなく「改訂版」とISBNを照合します。今回の楽天掲載は同じISBNですが、ページ数は303Pと表示され、出版社の304ページ表示と差があります。同じ本かはページ数だけで決めず、ISBNと版を合わせてください。

古本や別の辞典が検索に混ざる場合は、状態と商品名、注文する冊数を見ます。価格、送料、在庫、届く時期は購入先でその時点の条件を確認してください。電子版と紙の本も、自分が選んでいる形を確かめます。

もう手元にことわざ辞典があるなら、まずその本の索引を引く方法もあります。まんがの入口が欲しいのか、意味と用例を調べられればよいのか。自分の読み方に必要な機能から選べるよ。

さあ、最初の「もったいないと同じ?」へ返事をするなら。「近く感じる場面はあるけれど、猫に小判は値打ちが分からないところを見る言葉だよ」。まずは、ここまで。

そのあと一文作ってみよう。物を替えるだけでなく、誰がどんな価値を分かっていないかまで書く。覚えた言葉を言えるだけでなく、なぜその場面へ使えるかを話せたら、今日の調べ物が自分の言葉になるねっ!

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この記事を書いた人

喫茶ことばのアバター 喫茶ことば 編集担当

ことわざの意味や由来、使い方を、会話に取り入れやすい形で紹介しています。

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